インコやオウムが枝をかじるのは自然行動としての健康のサイン!
自然行動としての「かじり」を見守る大切さ
「せっかく買ったのに壊されてしまった…」と感じることもあるかもしれません。インコやオウムと暮らしていると、止まり木やおもちゃ、そして時には大切な木製家具まで一生懸命かじっている姿をよく目にします。
でも実は、かじる行動こそが健康で自然な証拠なのです。
なぜ「かじり」が大切なのか
AAVの解説によると、インコやオウムの嘴と舌は、木をかじり、細かく扱うために進化してきました。
野生では樹皮を剥がしたり、木をかじって巣を作ったり、果実を砕いたりと、日常的に「かじる」ことをしています。
そのため、かじることは本能的で欠かせない自然行動なのです。
かじることのメリット
嘴の健康維持
→ 伸びすぎを防ぎ、自然に摩耗する。
ストレス解消
→ 「壊す・削る」行動は鳥に安心感や満足感を与える。
足や体の運動
→ 枝をかじりながら掴み直すことで、関節や筋肉が自然に使われる。
飼い主にできること
かじる行動は「家具を壊す」など、飼い主にとって困る形で現れることもあります。
だからこそ、安心してかじれる天然木の止まり木やおもちゃを用意してあげることが大切です。
BirdARCADIA™の止まり木は、
- 海外の鳥類専門獣医師団体が紹介する「安全な木リスト」を参考に厳選
- 国内で 煮沸・洗浄・検品済み ※ただし大型インコ・オウム用 特大サイズは煮沸が困難なため、樹液除去後に丁寧に手洗い洗浄 を行っています。
愛鳥が安心してかじれる環境を整えることで、飼い主も「かじっている=健康的!」と前向きに受け止められるようになります。
我が家のシロハラインコのかじり風景
我が家のシロハラインコにも、毎日 安全な木片チップ をかじらせています。
嘴を使って夢中でかじる姿は、まさに自然で健康な行動。
まとめ
インコが枝をかじるのは「壊している」のではなく、自然で健康な行動です。
安心できる素材を与えてあげれば、嘴も心も健やかに保たれます。
大切な愛鳥が「かじる楽しみ」を存分に味わえる環境を、一緒に整えていきましょう。
出典情報(参考)
- Association of Avian Veterinarians (AAV).
Natural Behaviors: Encourage Chewing!
「Parrots have beaks and tongues designed for chewing and fine manipulation. In the wild, parrots strip bark, chew through trees to make nests …」
AAV公式ブログ記事