自然の中の「止まり木」を観察するという視点
私が止まり木を選定する際、よく参考にしているのがコーネル大学鳥類学研究所(Cornell Lab of Ornithology)が提供する世界最大級の鳥類観察データベース兼市民科学プラットフォームで、スマートフォン用にも用意されているアプリeBird や Merlin Bird ID です。有名なアプリですので、一度はご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。
これらは世界中のバードウォッチャーが撮影した野鳥の写真や観察記録を共有できるサービスで、自然の中でたくましく生きる鳥たちの姿が数多く掲載されています。
そこには、野生のオウムやインコが自然の枝に止まっている姿も記録されています。
私は鳥そのものだけでなく、「どのような枝に、どのような姿勢で止まっているのか」という点に注目して観察しています。
- 枝の太さは均一か、それとも不規則か
- 表面は滑らかか、荒れているか
- 水平か、斜めか
- 一本の太い枝か、複数に分かれた枝か
いきいきとした鳥たちが選んでいる場所には、必ず理由があります。
自然界での止まり木の選び方は、コンパニオンバードの環境設計を考えるうえで多くのヒントを与えてくれます。
ぜひ一度、「鳥」ではなく「鳥が止まっている枝」に注目してみてください。
そこに、自然の答えが見えてくるかもしれません。
自然の観察から生まれた止まり木づくり
私たちBirdARCADIAは、天然木の形状や樹皮の質感に強いこだわりを持っています。
それは「自然の枝が持つ不規則さ」こそが、鳥の足や身体にとって本来の環境に近いと考えているからです。
わずかな凹凸や曲がり、樹皮の変化がある枝。それらが生み出す足裏への多様な刺激や、姿勢の変化は、自然界では当たり前のものです。
野生の観察から得られた視点をもとに、一点一点選定・加工している止まり木を、ぜひご覧ください。











































